阪神大震災から14年

日付がまたいでしまいましたが、平成7年1月17日の阪神大震災から14年が経ちました。
新聞にも取り上げられていました。
兵庫県内各地で追悼行事が行われ、参加者は犠牲になった人たちの鎮魂を祈ると共に記憶と教訓を次世代に継承することや「災害に強い社会づくりを誓った」と載っていました。

年月を重ねるうちに私たちの記憶も薄れていきます。しかし、一年に一度、こういう日を迎えた時にもう一度、災害に対する意識を新たに呼び起こすいい機会ではないでしょうか?

私は2年前に新潟県中越沖地震の直後に柏崎市に行ってきました。当時は地震直後だったために鉄道がストップしていて、長岡市からバスで行かざるを得なかった。
現地に行って、駅前からどんどん海のほうに向って歩いて行くとかなりの住まいが倒壊していてその惨状はひどかった。
今までは写真とか本とかでその惨状を見ていたことはあったが、現実に目の当たりにしてみるとその地震のエネルギーに改めて驚きました。













そして町の中では自衛隊の方が炊き出しをしていて被災した方の大変さを現実に感じました。




海岸線に出てみると多くの自衛隊の給水車があり、ライフラインが止まるということはこういうことなのだと感じました。




新聞に神戸市長のコメントが載っていました。
市長は「次の世代にきちんと伝えていく事、記憶を風化させないことが、ますます大切になっている。」と継承の重要性を強調していました。

こういう時に耐震診断とか耐震補強という事が重要だと思い起こされます。
住まいの耐震改修があまり進まない理由の一つに、お金を掛けた割には、見栄えが変わり映えしないということがあります。やっぱり、お金をかけるからには今までの不便、不満のところを改修し、暮らしを豊かにしたい。リフォームと耐震改修を一緒にやるべきで、生活の快適さと地震対策がセットにする。そういう方法を提案します。
  


2009年01月18日 Posted by yutakanacocoro at 02:03Comments(3)耐震診断・耐震補強

これは何? 「整理収納で発見」

昨日、押し入れの中から出てきた書類の整理をしていたら、このような書類を発見。




そしてこのような番号
静岡県認定番号 第耐震8-1号




この番号は住宅耐震補強工事の認定で県での受付が一番だったらしいという番号。
(ちなみに平成19年現在で耐震補強助成の実績は7,793棟です)
これは私の自宅の補強工事の認定の手続きの書類です。

平成7年1月、阪神大震災があり建築物に多数の被害が生じ、それにより多数の方が犠牲になりました。その教訓から耐震改修促進法という法律が出来上がり、暮れも押し迫った平成7年12月25日より施行されました。

この法律の一番が私だったと思われます。

現在、静岡県は「TOUKAI(東海・倒壊)-0(ゼロ)」のプロジェクトが確立しています。
しかし、当時はこの法律が本当に始まったばかりで住宅の耐震補強のノウハウもほとんどなかった。右も左もあまり分からない中、自宅の耐震補修工事を行いました。

なぜ、私が耐震補強工事をする気になったのか?

うちの息子が高校生のころ、友達が何人も泊まりに来るたびに今、地震がきたら、この子たちはどうなってしまうのか。もし何かがあったら大人としてどう責任をとるのか。不安になったからです。

耐震改修があまり進まない理由の一つに、お金を掛けた割には、見栄えが変わり映えしないということがあります。やっぱり、お金をかけるからには今までの不便、不満のところを改修し、暮らしを豊かにしたい。リフォームと耐震改修を一緒にやるべきで、生活の快適さと地震対策がセットにする。そういう方法を提案していきます。

ぜひとも、「リフォームするなら、耐震補強とセットで!」

PS 
 「“与作ツアー”クリスマスツリーを伐りに行こう」の参加者を募集中です。

ブログを見ていただいた方からのコメントです。
「与作ツアー。大自然の中の森林伐採。木の大切さを知るだけでなく、心も体もリフレッシュできそうですね。当日は、小さな子どもも連れて行きます。自然の中で、子どもの中に豊かな心を育てるきっかけづくりになればと思います。当日も、よろしくお願いします。」
という内容でした。
未来に向かっていく子供達にとっても、いろいろな面で良い体験になると思います。
親子でお越しください。

―しずおか木使い県民運動協賛行事―
静岡県では“しずおかの木”を使うことから、県民の生活や健康を守り、地球に優しい社会づくりを目的とした、「しずおか木使い県民運動」を展開しています。
先日、“与作ツアー”が静岡木使い県民運動協賛行事となりました。

           皆さん、ぜひ、この機会にご参加ください。 申込みはこちらから
  


2008年12月12日 Posted by yutakanacocoro at 22:54Comments(0)耐震診断・耐震補強

防災訓練“次世代の子供たちの未来のために”

  防災訓練 「次世代の子供たちの未来のために」

今日、私の地区で合同役員会がありました。

12月の防災訓練の話があり、自治会長から「地震の3つの対策」ついての話がありました。

1. 水3日分と食糧3日分の備蓄

2. 家具の固定、寝室には置かない。
  避難用のハキモノを枕元に
  (スリッパ、靴など用意。ガラスが刺さった事例多数あったため)

3. 家族で避難する出口を決めておく。その通路にモノを置かない。

        実行できますでしょうか?

その後、区民から地域防災に対する活発な意見が出されました。

「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、地震国、日本の場合は「天災は忘れなくてもやってくる。」、どこかで、ある間隔で起こっています。

「備えあれば憂いなし」という言葉もあります。
私は常日頃、地震国日本では「この備え」が特別なことではなく、「日常の文化」みたいなものにならないかと、、方法を考えています。

備えが「特別ではなく」、意識しないでも「ちゃんと、やってあるよ」となるように。

私も、県の耐震コンクールに応募(特別賞)したり、耐震診断、耐震改修、補強の仕事をさせてもらっています。

もちろん、自分の命が大事です。
と同時に、私は家族、特に子供のこと、御年配の方が心配です。

大人は「次の世代の子供たちの未来」のことを考える責任があります。

     「次の世代の子供たちの未来のために」

     「防災訓練の日」をむかえるこの機会に
     「地震の3つの対策」「耐震診断」に向き合ってみませんか。
  


2008年11月22日 Posted by yutakanacocoro at 23:28Comments(0)耐震診断・耐震補強